7月17・18日の笠沙美術館神話の舞の概要(安部社中)
①方堅の舞(奈巳)
鈴と短刀を採物とし、四方を踏みまわって魔を払う呪法にて舞います。
②海神招ぎの舞(ひふ巳)
赤い比礼(風にひらめくもの。厄を払い、清める呪力があるとされていた)をつけた扇を採物とし、海神を招ぐ舞を舞います。
③干珠・満珠(かんじゅ・まんじゅ)の舞(吉巳)
潮を引かせる霊力を持つといわれる珠(たま)=干珠・潮を満ちさせる呪力があるといわれる珠=満珠を手に、呪的歩法にて廻り舞います。
④蛇行双剣の舞(吉巳)
後手(しりへで)=蛇のような動作(剣を尾のように振る)呪的所作にて舞います。古代、蛇の動きは敵を近づけさせない呪力を発すると考えられていました。かえり・かえしの呪的補法にて舞います。
⑤隼神招ぎの舞(智巳)
索珠に結びつけた赤黒の比礼を採物とし、隼神を招ぐ舞を舞います。
7月17日の飯倉神社奉納舞の安部社中の舞の概要(安部社中)
①干珠・満珠(かんじゅ・まんじゅ)の舞(吉巳)
②蛇行双剣の舞(吉巳)
両日とも、しばらく封印しておりました呪的歩法にて廻り舞います。