大蛇之儛(舞ひ)

大蛇面をつけて舞う儛人のブログ

12月の舞台で着装する衣装ができました。

 12月の舞台で着装する衣装ができました。

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黒金鱗・白金鱗・二重亀甲に剣花菱

 後面は黒と金の三角鱗文様、前面は白と金の三角鱗文様、袴は亀甲花菱文様としました。

亀甲紋は、北方を守護する玄武(亀蛇の姿)を意味するとされます。また、めでたい亀から転じて、六方に亀の恵みが及ぶという意味があります。

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玄武

 対馬の琴崎大明神の縁起に、海神の姿を金鱗の蛇と表現してあります。仁位の海宮に、磯良明神(磯良恵比須)と呼ばれる岩がありますが、「渚に横たはり、恰も龜甲のやうで、 鱗状の龜裂がある」とされます。

 神功皇后玄海灘に漕ぎ出そうとしたとき、海は大荒れ。志賀海神社の安曇磯良丸を呼び出し波を鎮めよと命じます。磯良丸は金色の亀に乗ってあらわれます。

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金色の亀と磯良

 背の黒い金色の龍蛇と金亀をイメージした衣装となりました。舞面は「白龍神面」を発注しております。