美豆良(みずら・角髪)の髪がまだ用意できていないので、ガッソを使いました。髪の大切さがよくわかります。装束もまだなので、白作務衣で。
木彫りの面なので、和紙の姫面と質感が違います。木には木の良さが、和紙には和紙の良さがあります。
実際に神面をつけてみると、毎回思うことなのですが「役が降りて」きます。3/22までの間、面の表情が変わっていくとともに、私の顔も変わっていきます。
田の神の蛇を象徴するとされるカガボウシ(蛇帽子)も似合いそうです。
ただ、絶望的に資料がないので復刻できるかどうか微妙なところですが。
新田神社の「新田」という名前には、瓊瓊杵尊様が川内の地に川内川から水を引いて新しく田んぼをおつくりになったという意味がこめられているそうです。
装束を新田さんがつくっているのも何かの縁かもしれません。